ボルドーワイン Bordeaux Wine
ボルドー - Bordeaux -


ボルドーワインの概要
ボルドーはフランスのみならず、世界を代表する高級ワイン産地です。
メドックの格付けワインの筆頭を飾るラフィット・ロートシルト、マルゴー、ラトゥール、オー・ブリオン、ムートン・ロートシルトを始めとして、希少かつ高額なペトリュスやル・パンなど、世界トップクラスのワインがゴロゴロあります。
しなやかな美しさと同時に芯の強さを内包したスタイルは、別名「ワインの女王」とも呼ばれ、よく「ワインの王」と称されるブルゴーニュワインと比較されます。
ワインは基本的に2種類以上の品種のぶどうをブレンドして造られるのが、単一品種で造られるブルゴーニュとの大きな違いです。
また零細生産者が多いブルゴーニュに比べて、ボルドーの場合は大規模な生産者が多く、醸造所は一般的に「シャトー Chateau 」と呼ばれています。
シャトーとはフランス語で「城」という意味で、文字通りお城のような立派な醸造所を持っているところもありますが、中にはガレージのような小規模な建物もあります。
産地としての評価が確立し品質にも安定感がある反面、有名どころのワインの割高感は露骨で、飲み物・消費財としてよりもブランド品へと傾斜しつつあります。
しかし中には、特に新進の意欲的な生産者によるワインは、価格的に手頃でしかも品質的にも優れたものがあるので、こういった"新"ワインの発掘も楽しみの一つです。
メドックの格付けワインの筆頭を飾るラフィット・ロートシルト、マルゴー、ラトゥール、オー・ブリオン、ムートン・ロートシルトを始めとして、希少かつ高額なペトリュスやル・パンなど、世界トップクラスのワインがゴロゴロあります。
しなやかな美しさと同時に芯の強さを内包したスタイルは、別名「ワインの女王」とも呼ばれ、よく「ワインの王」と称されるブルゴーニュワインと比較されます。
ワインは基本的に2種類以上の品種のぶどうをブレンドして造られるのが、単一品種で造られるブルゴーニュとの大きな違いです。
また零細生産者が多いブルゴーニュに比べて、ボルドーの場合は大規模な生産者が多く、醸造所は一般的に「シャトー Chateau 」と呼ばれています。
シャトーとはフランス語で「城」という意味で、文字通りお城のような立派な醸造所を持っているところもありますが、中にはガレージのような小規模な建物もあります。
産地としての評価が確立し品質にも安定感がある反面、有名どころのワインの割高感は露骨で、飲み物・消費財としてよりもブランド品へと傾斜しつつあります。
しかし中には、特に新進の意欲的な生産者によるワインは、価格的に手頃でしかも品質的にも優れたものがあるので、こういった"新"ワインの発掘も楽しみの一つです。
左岸と右岸
ワイン誌などでボルドーワインの記事を読んでいると、「左岸」「右岸」という言葉が頻繁に出てきます。
ボルドーの場合はジロンド河を境界に河口側を前、上流側を背にして左側が「左岸」、右側が「右岸」となります。
左岸を代表する地区がメドックやグラーヴ、ソーテルヌであり、右岸を代表する地区がポムロールとサン・テミリオンです。
左岸側はまさに城と呼べるような豪華な醸造所やレセプション・ハウスを持つ、大規模で資金力のあるシャトーが多く、右岸になると小規模な零細生産者がほとんどとなります。
ワインのスタイルもカベルネ・ソービニヨンを主体とする左岸は、力強くがっしりとした骨太なものが多いのに対して、左岸はメルロが主体となりソフトでしなやかなタッチとなります。
ボルドーの場合はジロンド河を境界に河口側を前、上流側を背にして左側が「左岸」、右側が「右岸」となります。
左岸を代表する地区がメドックやグラーヴ、ソーテルヌであり、右岸を代表する地区がポムロールとサン・テミリオンです。
左岸側はまさに城と呼べるような豪華な醸造所やレセプション・ハウスを持つ、大規模で資金力のあるシャトーが多く、右岸になると小規模な零細生産者がほとんどとなります。
ワインのスタイルもカベルネ・ソービニヨンを主体とする左岸は、力強くがっしりとした骨太なものが多いのに対して、左岸はメルロが主体となりソフトでしなやかなタッチとなります。
世界に冠たるボルドーの赤ワイン
ボルドーで生産される赤ワインと白ワインの比率は6対1で、圧倒的に赤が多くなっています。
ワイン法上は数種類のぶどう品種が許可されていますが、押さえておくべきはカベルネ・ソービニヨン、カベルネ・フラン、メルロの3品種です。
中でもカベルネ・ソービニヨンは最も有名で、世界中で広く栽培されています。
様々な環境への適応力に優れ、ゆえにどこでも造っても比較的優れたワインに仕上げることができるためです。
品種の特徴としては砂利質を好み晩熟品種であるため、ここボルドーでは砂利が多く年間平均気温のやや高い左岸で主要品種として扱われています。
逆に標高が高く気温の上がりにくい右岸は、早熟品種のメルロやカベルネ・フランが多く植えられています。
このような特性から、天候に恵まれ日照の多いカベルネ・ソービニヨン向きの年は左岸のワインのできが良くなり、逆にやや気温の低い年は右岸のワインのできが良くなる傾向があります。
またタンニンの多い左岸のワインは熟成に時間がかかるのに対して、右岸のワインは比較的早い段階から楽しめます。
ワイン法上は数種類のぶどう品種が許可されていますが、押さえておくべきはカベルネ・ソービニヨン、カベルネ・フラン、メルロの3品種です。
中でもカベルネ・ソービニヨンは最も有名で、世界中で広く栽培されています。
様々な環境への適応力に優れ、ゆえにどこでも造っても比較的優れたワインに仕上げることができるためです。
品種の特徴としては砂利質を好み晩熟品種であるため、ここボルドーでは砂利が多く年間平均気温のやや高い左岸で主要品種として扱われています。
逆に標高が高く気温の上がりにくい右岸は、早熟品種のメルロやカベルネ・フランが多く植えられています。
このような特性から、天候に恵まれ日照の多いカベルネ・ソービニヨン向きの年は左岸のワインのできが良くなり、逆にやや気温の低い年は右岸のワインのできが良くなる傾向があります。
またタンニンの多い左岸のワインは熟成に時間がかかるのに対して、右岸のワインは比較的早い段階から楽しめます。
貴腐ワインで有名なボルドーの白ワイン
ボルドーでは辛口の白ワインも造っていますが、何と言ってもソーテルヌの貴腐ワインが有名です。
世界3大貴腐ワイン(ボルドーのソーテルヌ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ、ハンガリーのトカイ)のひとつとして数えられ、その濃密な味わいはまさに甘露と言えます。
貴腐ワインとは、貴腐菌(ボトリティス・シネレア Botrytis Cinerea)の作用によって、樹についているぶどう果粒内の水分を蒸発させ、そのぶどうを搾ってワインにしたものです。
水分が飛ぶことでエキス分の詰まった濃厚な果汁が得られるのですが、このエキス分は主に糖分であるため、その果汁から造られるワインは非常に甘みの強いワインとなるのです。
ただし気候によっては貴腐化しない年もあり、また果汁を濃縮してしまうという事は、生産量の圧縮にもつながります。
従って生産性が低く、その上手間がかかるので生産コストも通常のワインより高くつきます。
貴腐ワインが他のワインよりも高いのはそのためで、単なるプレミア価格が付いている訳ではないのです。
通常1本のぶどう樹から2〜3本のワインが取れるところを、貴腐ワインの場合は1本程度というのですから、高くなるのも当然です。
中でも最高峰とうたわれるシャトー ディケム Chateau d'Yquem などは、1本の樹からグラス1杯分のワインしか取れないというのですから、その尋常ではない価格も納得がいきます。
トロリとした食感、濃密な甘み、貴腐菌が生み出す独特の風味は、貴腐ワインだけが表現できる世界観であり、その味わいは他には替えられません。
これ1本あれば最高に贅沢なデザートタイムが楽しめます。
世界3大貴腐ワイン(ボルドーのソーテルヌ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ、ハンガリーのトカイ)のひとつとして数えられ、その濃密な味わいはまさに甘露と言えます。
貴腐ワインとは、貴腐菌(ボトリティス・シネレア Botrytis Cinerea)の作用によって、樹についているぶどう果粒内の水分を蒸発させ、そのぶどうを搾ってワインにしたものです。
水分が飛ぶことでエキス分の詰まった濃厚な果汁が得られるのですが、このエキス分は主に糖分であるため、その果汁から造られるワインは非常に甘みの強いワインとなるのです。
ただし気候によっては貴腐化しない年もあり、また果汁を濃縮してしまうという事は、生産量の圧縮にもつながります。
従って生産性が低く、その上手間がかかるので生産コストも通常のワインより高くつきます。
貴腐ワインが他のワインよりも高いのはそのためで、単なるプレミア価格が付いている訳ではないのです。
通常1本のぶどう樹から2〜3本のワインが取れるところを、貴腐ワインの場合は1本程度というのですから、高くなるのも当然です。
中でも最高峰とうたわれるシャトー ディケム Chateau d'Yquem などは、1本の樹からグラス1杯分のワインしか取れないというのですから、その尋常ではない価格も納得がいきます。
トロリとした食感、濃密な甘み、貴腐菌が生み出す独特の風味は、貴腐ワインだけが表現できる世界観であり、その味わいは他には替えられません。
これ1本あれば最高に贅沢なデザートタイムが楽しめます。
ボルドーの格付け
ボルドーの格付けというと、真っ先にメドックの格付けを思い浮かべる人が多いと思います。
しかし実際にはこのメドックの格付けの他にも、ソーテルヌ、グラーヴ、サン・テミリオンと、合計4つの公式格付けが存在します。
有名どころでは唯一ポムロールのみが格付けを取り入れておらず、今後も特に格付けを行う予定はないようです。
これら4つの格付けの内サン・テミリオンを除く3つは固定的なもので、基本的に格の変更はありません。
メドックの格付けが制定されたのが1855年なので、実に150年もの時間が経っており、その間ワインを取り巻く環境、そしてワインの品質は大きく様変わりしています。
従って当時の格付けがそのまま現在のワインの実力を表しているとはとても言いがたく、実際に格付けの序列は大きなひずみを生んでいます。
格付けに名を連ねつつもその資格はないと酷評されるワイン、また格を持っていなくても格付けワインに十分匹敵すると言われるワイン、格付け下位にあっても実力はそのはるかに上と評されるワインなど様々です。
それに対して10年に一度格付けの見直しが行われるサン・テミリオンは、固定格付けに比べれば信憑性があります。
最近では2007年に格付けが変更され、昇格したものあるいは格を失ったものなど様々です。
中には実力不相応な格を与えられているものもあるという指摘もあるようですが、そもそも嗜好品であるワインの優劣は人それぞれ、10人いれば10の意見があって当然です。
最終的な判断は、実際にそのワインを前にして飲む人が決めればいいのでしょう。
ただそれでもひとつの指標にはなるので、頭に入れておけばワインを選ぶ際の参考になります。
格付けリスト
しかし実際にはこのメドックの格付けの他にも、ソーテルヌ、グラーヴ、サン・テミリオンと、合計4つの公式格付けが存在します。
有名どころでは唯一ポムロールのみが格付けを取り入れておらず、今後も特に格付けを行う予定はないようです。
これら4つの格付けの内サン・テミリオンを除く3つは固定的なもので、基本的に格の変更はありません。
メドックの格付けが制定されたのが1855年なので、実に150年もの時間が経っており、その間ワインを取り巻く環境、そしてワインの品質は大きく様変わりしています。
従って当時の格付けがそのまま現在のワインの実力を表しているとはとても言いがたく、実際に格付けの序列は大きなひずみを生んでいます。
格付けに名を連ねつつもその資格はないと酷評されるワイン、また格を持っていなくても格付けワインに十分匹敵すると言われるワイン、格付け下位にあっても実力はそのはるかに上と評されるワインなど様々です。
それに対して10年に一度格付けの見直しが行われるサン・テミリオンは、固定格付けに比べれば信憑性があります。
最近では2007年に格付けが変更され、昇格したものあるいは格を失ったものなど様々です。
中には実力不相応な格を与えられているものもあるという指摘もあるようですが、そもそも嗜好品であるワインの優劣は人それぞれ、10人いれば10の意見があって当然です。
最終的な判断は、実際にそのワインを前にして飲む人が決めればいいのでしょう。
ただそれでもひとつの指標にはなるので、頭に入れておけばワインを選ぶ際の参考になります。
格付けリスト







