フランスワイン
フランスワイン
バラエティあふれるフランスの地域性
フランスワインの面白さのひとつが、その多様性。
日本の約1.5倍に当たる54.7km²の国土には、比較的気候の穏やかな西側の沿岸部から、内陸で寒さの厳しい山岳部まで実に様々な気候・環境が存在します。
当然その土地ごとにぶどうやワインの性質は大きく異なり、北と南では全く違ったタイプのワインが造られています。
北の代表産地は何と言ってもシャンパーニュで、冷涼な気候が生み出す繊細で伸びやかな酸が特徴です。
厳格でやや固さの目立つその味わいからは、ぶどう栽培の北限という厳しさを感じ取ることができます。
逆に南の産地であるプロヴァンスやラングドック・ルーションになると、暖かな気候を感じさせる南国フルーツのフレーバーが顕著になってきます。
豊満なボディにたっぷりとした果実味からは、太陽のエネルギーをふんだんに浴びた果実独特のエネルギー感が漂います。
このように一口にフランスワインと言ってもそのバリエーションは実に幅広く、なかなかひとくくりにはできません。
この多様性こそが、フランスワインの大きな魅力なのです。
日本の約1.5倍に当たる54.7km²の国土には、比較的気候の穏やかな西側の沿岸部から、内陸で寒さの厳しい山岳部まで実に様々な気候・環境が存在します。
当然その土地ごとにぶどうやワインの性質は大きく異なり、北と南では全く違ったタイプのワインが造られています。
北の代表産地は何と言ってもシャンパーニュで、冷涼な気候が生み出す繊細で伸びやかな酸が特徴です。
厳格でやや固さの目立つその味わいからは、ぶどう栽培の北限という厳しさを感じ取ることができます。
逆に南の産地であるプロヴァンスやラングドック・ルーションになると、暖かな気候を感じさせる南国フルーツのフレーバーが顕著になってきます。
豊満なボディにたっぷりとした果実味からは、太陽のエネルギーをふんだんに浴びた果実独特のエネルギー感が漂います。
このように一口にフランスワインと言ってもそのバリエーションは実に幅広く、なかなかひとくくりにはできません。
この多様性こそが、フランスワインの大きな魅力なのです。
ワイン造りに適したフランスの土壌
ワインの性質を決定付けるもうひとつの大きな要素が土壌です。
ワイン用ぶどうの栽培には、一般的には石灰質土壌が向いているとされています。
ところが石灰質の土壌は世界中を見渡しても、たったの7%程度しかないそうです。
フランスは国土の55%がこの石灰質土壌で構成されており、まさにワインを造るためにあるような国です。
事実フランスのワイン栽培地域は、石灰質土壌の集中しているところにあります。
紀元前600年頃に今のマルセイユから始まったぶどう栽培は、延々と2000年以上もの時を重ねながらフランス全土へと広がりました。
もちろん今のように便利な機械などはなく、先人たちは自らの肉体労働のみによってしか畑を切り開くすべはありませんでした。
一から土を耕し、ぶどうを植え、そして優れた畑だけを後世に残すという途方もない作業を、何世代にも渡って連綿と続けてきた結果が、現在のワイン栽培地域なのです。
フランスのワイン栽培地域はまさに選ばれた土地であり、そこに至るまでに払われたであろう膨大な努力と時間を思うと、ただ感服するしかありません。
ワイン用ぶどうの栽培には、一般的には石灰質土壌が向いているとされています。
ところが石灰質の土壌は世界中を見渡しても、たったの7%程度しかないそうです。
フランスは国土の55%がこの石灰質土壌で構成されており、まさにワインを造るためにあるような国です。
事実フランスのワイン栽培地域は、石灰質土壌の集中しているところにあります。
紀元前600年頃に今のマルセイユから始まったぶどう栽培は、延々と2000年以上もの時を重ねながらフランス全土へと広がりました。
もちろん今のように便利な機械などはなく、先人たちは自らの肉体労働のみによってしか畑を切り開くすべはありませんでした。
一から土を耕し、ぶどうを植え、そして優れた畑だけを後世に残すという途方もない作業を、何世代にも渡って連綿と続けてきた結果が、現在のワイン栽培地域なのです。
フランスのワイン栽培地域はまさに選ばれた土地であり、そこに至るまでに払われたであろう膨大な努力と時間を思うと、ただ感服するしかありません。
フランスのワイン法
法律によって厳しく管理されるフランスワイン
フランスにはワインの生産や原産地を規制する法律、「AOC法」があります。
フランスが世界ナンバーワンのワイン大国としての地位を確立できた最も大きな要因は、このワイン法を他国に先駆けて導入・整理できたからと言っても過言ではありません。
フランスのワインは法律上4つにカテゴリー分けされており、上から順に
それぞれに規定項目が違いますが、最も注目すべきは産地に関する規定で、1→4に進むに従って規制が緩やかに(つまり範囲が広く)なります。
逆に言えば上に行くにつれて生産地が絞られることになり、このことは土地の個性がワインに反映されやすいことを意味します。
これがフランスのワイン法が考える高級ワインの基本概念で、より狭い範囲・区画の個性をより的確に表現したワインが優れたワインであるという理屈です。
その最も極端な例がブルゴーニュで、郡や村を越えて何と畑ひとつひとつにまで法律で格付けが行われています。
そしてその格付けが実際に品質を表しており、畑名ワインであるグラン・クリュやプルミエ・クリュと村名ワインとの間には、確かに質の違い・格の違いが存在します。
ただし何事でもそうですが当然例外もあり、最近では南フランスを中心にスーパー・ヴァン・ド・ターブルなどと呼ばれる、 VDT格あるいはVDP格の素晴らしい品質(値段も素晴らしい)のワインも登場しており、市場をにぎわせています。
下級格付けであるということは、ひるがえって考えれば自由度の高いワイン造りが可能であるということになり、生産者側の技量がより発揮できることにつながります。
なぜならばAOC格のワインは産地規制はもちろん、栽培品種や栽培方法、醸造方法に至るまで細かな規制が課せられており、生産者の裁量の幅を少なからず制限してしまうからです。
それでも大観すればAOC法がフランスワインの品質を保証し、機能的に働いているのは事実であり、他国がフランスに追従する形でワイン法を取り入れていったのも納得できます。
フランスワインを選ぶ際にはまずこれらのカテゴリーを頭に入れておくことが基本と言えます。
フランスが世界ナンバーワンのワイン大国としての地位を確立できた最も大きな要因は、このワイン法を他国に先駆けて導入・整理できたからと言っても過言ではありません。
フランスのワインは法律上4つにカテゴリー分けされており、上から順に
- AOC(原産地統制名称ワイン)
- VDQS(原産地名称上質指定ワイン)
- VDP(限定地域ワイン)
- VDT(テーブルワイン)
それぞれに規定項目が違いますが、最も注目すべきは産地に関する規定で、1→4に進むに従って規制が緩やかに(つまり範囲が広く)なります。
逆に言えば上に行くにつれて生産地が絞られることになり、このことは土地の個性がワインに反映されやすいことを意味します。
これがフランスのワイン法が考える高級ワインの基本概念で、より狭い範囲・区画の個性をより的確に表現したワインが優れたワインであるという理屈です。
その最も極端な例がブルゴーニュで、郡や村を越えて何と畑ひとつひとつにまで法律で格付けが行われています。
そしてその格付けが実際に品質を表しており、畑名ワインであるグラン・クリュやプルミエ・クリュと村名ワインとの間には、確かに質の違い・格の違いが存在します。
ただし何事でもそうですが当然例外もあり、最近では南フランスを中心にスーパー・ヴァン・ド・ターブルなどと呼ばれる、 VDT格あるいはVDP格の素晴らしい品質(値段も素晴らしい)のワインも登場しており、市場をにぎわせています。
下級格付けであるということは、ひるがえって考えれば自由度の高いワイン造りが可能であるということになり、生産者側の技量がより発揮できることにつながります。
なぜならばAOC格のワインは産地規制はもちろん、栽培品種や栽培方法、醸造方法に至るまで細かな規制が課せられており、生産者の裁量の幅を少なからず制限してしまうからです。
それでも大観すればAOC法がフランスワインの品質を保証し、機能的に働いているのは事実であり、他国がフランスに追従する形でワイン法を取り入れていったのも納得できます。
フランスワインを選ぶ際にはまずこれらのカテゴリーを頭に入れておくことが基本と言えます。

| 階級 | 条件など |
| AOC | アペラシオン・ドリジーヌ・コントローレ Appellation d'Origine Controlee 原産地統制名称ワイン 生産地域、品種、最低アルコール度数、最高アルコール度数、最大収穫量、栽培法、剪定方法、醸造法、熟成条件、試飲検査 管轄団体:INAO(イナオ 国立原産地名称研究所) |
| VDQS |
アペラシオン・ドリジーヌ・ヴァン・デリミテ・ド・カリテ・シュペリュール Appellation d'Origine Vin Delimites de Qualite Superieure 原産地名称上質指定ワイン 生産地域、品種、最低アルコール度数、最大収穫量、栽培法、醸造法、試飲検査 管轄団体:INAO |
| VDP |
ヴァン・ド・ペイ Vin de Pays 限定地域ワイン 品種、限定地区、最低アルコール度数 9〜10%、分析・試飲検査 管轄団体:O.N.I.V.I.N.S(全国ワイン同業者連合会) |
| VDT |
ヴァン・ド・ターブル Vin de Table テーブルワイン アルコール度数 8.5〜15度 管轄団体:O.N.I.V.I.N.S |
フランス10大産地
フランスのワイン生産地域は、大きく10地区に区分されています。
最も有名なのがボルドー Bordeaux とブルゴーニュ Bourgogne の2地区で、ここはもう別格とも言える圧倒的な存在感があります。
また贅の象徴、華やかさの演出には欠かせないシャンパンを産するシャンパーニュ地方 Champagne、 力強い太陽のワインを生み出すコート・デュ・ローヌ地方 Cotes du Rhone、新興生産者の気炎激しいラングドック地方 Languedoc など、それぞれの地区が個性豊かなワインを生み出しています。
10大産地の位置関係は以下の通りです。
最も有名なのがボルドー Bordeaux とブルゴーニュ Bourgogne の2地区で、ここはもう別格とも言える圧倒的な存在感があります。
また贅の象徴、華やかさの演出には欠かせないシャンパンを産するシャンパーニュ地方 Champagne、 力強い太陽のワインを生み出すコート・デュ・ローヌ地方 Cotes du Rhone、新興生産者の気炎激しいラングドック地方 Languedoc など、それぞれの地区が個性豊かなワインを生み出しています。
10大産地の位置関係は以下の通りです。

各地区の詳細については、別ページにて解説します。





