ジュラ・サヴォアのワイン Jura / Savoie Wine
ジュラ・サヴォア - Jura et de Savoie -


ジュラ地区
ジュラ地区は隣のサヴォア地区と共に「ジュラ・サヴォア地区」として、フランス10大産地のひとつに数えられています。
しかし実際に店頭でその姿を見る機会はほとんどなく、本や雑誌でなんとなく名前だけは聞いたことがあるという人も多いでしょう。
それもそのはずジュラ・サヴォア地区のワイン生産量は年間たったの8万hl、ボルドーの600万hl、ブルゴーニュの300万hlにははるかに及ばず、ジュラ・サヴォア地区の次に生産量の少ないアルザスでさえ100万hlであることを考えれば、この地区がどれほど規模の小さいところか容易に想像が付くと思います。
ワイン用として主に使われているぶどう品種は、赤はプール・サール Poulsard 、白はサヴァニャン Savagnin。
いずれもジュラ地区以外ではほとんど使われいない品種です。
最近ではブルゴーニュに近いという地理的理由からか、ブルゴーニュ品種であるピノ・ノワールとシャルドネの作付面積が増えてきているようです。
しかしながら石灰質が少なく、粘土質の多いこの地区の土壌では、ブルゴーニュ品種は重くぼったりとしてしまい、やはりどうしてもブルゴーニュ程のレベルにまではいかないようです。
ジュラ地区の特徴的なワインとしてよく知られているのがヴァン・ジョーヌ Vin Jaune(黄ワイン)。
サヴァニャン種から造られたワインを500リットル以上の木樽で、6年以上かけてじっくり熟成させます。
通常長期の熟成を行うと蒸発によってワインが目減りしていくので、定期的に捕酒作業を行って容器上部に空間ができないようにするのですが、ヴァン・ジョーヌの場合はこの捕手作業を一切行いません。
するとワインの液面に上面酵母が発生し、膜を生成します。
この膜の作用によって、このワイン特有の黄色い色調と、ナッツのような風味が生まれます。
また瓶詰めに際しては「クラヴラン Clavelin」と呼ばれる、620MLサイズの特殊な形状の瓶に詰められます(通常のワインボトルは720MLサイズ)。
非常にクセのある独特の香味を持ち、タイプとしてはシェリーに似ていますが、シェリーと比べてアルコールが低い分ややフレッシュで爽快感があります。
またもうひとつ特徴的なワインとしてヴァン・ド・パイユ Vin de Paille があります。
こちらは収穫したぶどうをすぐに発酵させず、3ヶ月間室内で乾燥させ干しぶどう状にしてからワインに仕立てます。
通常は藁のむしろの上に静置したり、縄で天井から吊るしたりしてぶどうを乾燥させます。
そのため「藁(わら)ワイン」と呼ばれたりもします。
甘く、アルコール分の高い、飲み応えのあるデザートワインです。
しかし実際に店頭でその姿を見る機会はほとんどなく、本や雑誌でなんとなく名前だけは聞いたことがあるという人も多いでしょう。
それもそのはずジュラ・サヴォア地区のワイン生産量は年間たったの8万hl、ボルドーの600万hl、ブルゴーニュの300万hlにははるかに及ばず、ジュラ・サヴォア地区の次に生産量の少ないアルザスでさえ100万hlであることを考えれば、この地区がどれほど規模の小さいところか容易に想像が付くと思います。
ワイン用として主に使われているぶどう品種は、赤はプール・サール Poulsard 、白はサヴァニャン Savagnin。
いずれもジュラ地区以外ではほとんど使われいない品種です。
最近ではブルゴーニュに近いという地理的理由からか、ブルゴーニュ品種であるピノ・ノワールとシャルドネの作付面積が増えてきているようです。
しかしながら石灰質が少なく、粘土質の多いこの地区の土壌では、ブルゴーニュ品種は重くぼったりとしてしまい、やはりどうしてもブルゴーニュ程のレベルにまではいかないようです。
ジュラ地区の特徴的なワインとしてよく知られているのがヴァン・ジョーヌ Vin Jaune(黄ワイン)。
サヴァニャン種から造られたワインを500リットル以上の木樽で、6年以上かけてじっくり熟成させます。
通常長期の熟成を行うと蒸発によってワインが目減りしていくので、定期的に捕酒作業を行って容器上部に空間ができないようにするのですが、ヴァン・ジョーヌの場合はこの捕手作業を一切行いません。
するとワインの液面に上面酵母が発生し、膜を生成します。
この膜の作用によって、このワイン特有の黄色い色調と、ナッツのような風味が生まれます。
また瓶詰めに際しては「クラヴラン Clavelin」と呼ばれる、620MLサイズの特殊な形状の瓶に詰められます(通常のワインボトルは720MLサイズ)。
非常にクセのある独特の香味を持ち、タイプとしてはシェリーに似ていますが、シェリーと比べてアルコールが低い分ややフレッシュで爽快感があります。
またもうひとつ特徴的なワインとしてヴァン・ド・パイユ Vin de Paille があります。
こちらは収穫したぶどうをすぐに発酵させず、3ヶ月間室内で乾燥させ干しぶどう状にしてからワインに仕立てます。
通常は藁のむしろの上に静置したり、縄で天井から吊るしたりしてぶどうを乾燥させます。
そのため「藁(わら)ワイン」と呼ばれたりもします。
甘く、アルコール分の高い、飲み応えのあるデザートワインです。
[ 主なAOC ]
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サヴォア地区
スイスとの国境沿い、首都ジュネーヴにほど近い場所にある産地です。
山肌に張り付くようにぶどう畑が展開しており、耕作可能地域が限られているため、栽培面積は2500ha程度と、それほど広くありません。
レマン湖南岸からローヌ河に沿って展開し、北にはミネラルウォーターで有名なエビアンに近いクレピーが、そして中央にはセイセル市を中心としたセイセルが、それぞれ独自のAOCとして存在します。
クレピーは白ワインのみのアペラシオンで、ぶどうはシャスラが Chasselas が使われます。
シャスラの他に、この地区の主要品種として、独自品種であるアルテッセ Altesse (ルーセット Roussette とも呼ばれる)やジャケール Jacquere なども有名です。
特にアルテッセは重要視されており、一定の条件を満たしたワインに限りルーセット・ド・サヴォアのAOCを名乗る事が許されます。
その他のワインのほとんどは、ヴァン・ド・サヴォアのアペラシオンでリリースされ、一般的にはその後に村名の入ったワインの方が格上とされています。
さらにここでは発砲性ワインも生産されており、その代表的なものがセイセル・ムスーです。
アルテッセやシャスラを使って、シャンパーニュ製法で仕込まれたなかなか本格的なものです。
スティルワイン、発泡性ワイン共にはつらつとした果実味と、切れのよい味わいが身上で、いずれも早飲みタイプに仕立てられます。
山肌に張り付くようにぶどう畑が展開しており、耕作可能地域が限られているため、栽培面積は2500ha程度と、それほど広くありません。
レマン湖南岸からローヌ河に沿って展開し、北にはミネラルウォーターで有名なエビアンに近いクレピーが、そして中央にはセイセル市を中心としたセイセルが、それぞれ独自のAOCとして存在します。
クレピーは白ワインのみのアペラシオンで、ぶどうはシャスラが Chasselas が使われます。
シャスラの他に、この地区の主要品種として、独自品種であるアルテッセ Altesse (ルーセット Roussette とも呼ばれる)やジャケール Jacquere なども有名です。
特にアルテッセは重要視されており、一定の条件を満たしたワインに限りルーセット・ド・サヴォアのAOCを名乗る事が許されます。
その他のワインのほとんどは、ヴァン・ド・サヴォアのアペラシオンでリリースされ、一般的にはその後に村名の入ったワインの方が格上とされています。
さらにここでは発砲性ワインも生産されており、その代表的なものがセイセル・ムスーです。
アルテッセやシャスラを使って、シャンパーニュ製法で仕込まれたなかなか本格的なものです。
スティルワイン、発泡性ワイン共にはつらつとした果実味と、切れのよい味わいが身上で、いずれも早飲みタイプに仕立てられます。
[ 主なAOC ]
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