シャトー ポタンサック Chateau Potensac

ワインレビュー

シャペル・ド・ポタンサック
Chapelle de Potensac 2002

シャペル・ド・ポタンサック Chapelle de Potensac 2002
Nice!
生産国
生産地域
生産地区
メドック
生産者
シャトー ポタンサック
備考
AOC Medoc
シャペル・ド・ポタンサックは
シャトー ポタンサックのセカン
ドワインです。
 
 
 
記録日
2007年12月19日
シャトー ポタンサックはサン・テステフの北、オルドナック村のポタンサック集落にある中規模のシャトーです。
かの高名なメドック格付け第2級の肩書きを持つ、シャトー レオヴィル・ラス・カス Chateau Leoville Las Cases を所有するドロン家によって管理・運営されています。
シャトー ポタンサックの畑は村の中央付近にあるふたつの丘にあり、砂礫質の土壌は排水性に優れ、凝縮したぶどうを生みます。
また丘の傾斜は自然に空気の流れを生んで冷たい空気を押し流し、ボルドーでしばしば問題になる霜害を未然に防いでくれます。
ドロン家はこのシャトー ポタンサックを300年以上も前から所有していたにも関わらず、先代ミシェルの代までほとんど手を入れられることもなく、放置されてきました。
しかし現オーナーであるジャンに所有が移ってから状況は一変、大きな変化を遂げる事になります。
彼の主導によって数々の改革がなされたからです。
ジャン自身、シャトー ポタンサックは本来もっと高く評価されるべきという信念を持っており、このシャトーが元々持っている高い潜在能力を強く信じていました。
そのために真っ先に手をつけたのが畑の改善。
それまで放牧地として使われていた土地に新たにぶどうを植えつけると共に、既存の畑についても積極的に新植・改植を行いました。
また醸造方法や熟成方法についても大幅な見直しを行い、以前の力強くもやや荒々しかったワインを、洗練された格調高いワインへと生まれ変わらせたのです。
シャトー ポタンサックの仕込みを行うのは、シャトー レオヴィル・ラス・カスの醸造チーム。
つまり畑を改善して質の高いぶどうを供給できる体制さえ整えば、優れたワインを生み出す素地は既に用意されていたのです。
メドックというイメージの低いアペラシオンと、偉大なるシャトー レオヴィル・ラス・カスというワインの陰に隠れてあまり注目されることのないシャトー ポタンサック。
しかしその品質は確か、隠れた名品として人気のあるワインです。
wine review
飲み口は溌剌としたフレッシュ感にあふれ、すがすがしく爽快な果実味はとてもチャーミング。
しかし徐々に口の中で重量感を増していき、最後はカベルネ特有の力強さも楽しめます。
柔らかなタンニンがとても心地よく非常に味わいのバランスがいいので、いくら飲んでも飲み疲れすることなく、自然にグラスが空いてしまいます。
いいワインですね。
親しみやすい飲みやすさとボルドーらしい端正さ兼ね備えた、非常に質の高い1本です。
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