カルピネート Carpineto
カルピネート キャンティ・クラシコ
|
|||||||||||||
![]() |
|
||||||||||||
カルピネートはトスカーナのキャンティ・クラシコ地区グレーヴェ・イン・キャンティにあるワイナリーです。
ワイナリー名はギリシア語のCARPOS(=果実)から取ったそうです。
代々ワイン造りを営んできたアントニオ・マリオ・ザッケオと、コネリアーノでワイン造りを学んだエノロジストであるジョヴァンニ・カルロ・サッケートが共同で1967年に設立しました。
設立当初から一貫して高品質のワイン造りを志向しており、その精神は年間140万本ものワインを生産するようになった今でも失われていません。
特に力を入れているのがヴィーノ・ノヴィレ・ディ・モンテプルチャーノで、1997年に186haの土地を購入して以来、なんとリゼルヴァしか生産していません。
リゼルヴァのワインを造るためには専用の貯蔵スペースの確保や、その間の管理にかかる維持費など、ノーマルのワインには必要のない経費がかかります。
それらのハンデを押してもなおリゼルヴァにこだわるのは、最高のワインを造りたいという高い意識があるからこそです。
そして同時に自分の畑とそこから生まれるワインに対して、絶対の自信があることの表れでもあります。
同様にキャンティ・クラシコに関してもひとかたならぬこだわりがあります。
かつてキャンティ・クラシコには、ゴヴェルノ法によって白ワインの混醸が法律で義務付けられていました。
しかし醸造技術の進歩に伴い有名無実な制度として形骸化していく中、1993年ヴィンテージを最後に廃止されました。
ところが実際には品質を重視するいくつかの生産者は、法律廃止前からこっそりと白ぶどうなしでサンジョヴェーゼやカナイオーロなどの黒ぶどうだけでキャンティを造っていたのです。
白ワインとのブレンドはサンジョヴェーゼの持つ力を弱めるだけでなく、ワインの品質をも押し下げてしまうからです。
カルピネートもそんな生産者のひとつで、創業以来キャンティ・クラシコに白ワインを使用したことがありません。
伝統が必ずしも正義であるとは限らない、カルピネートの鋭い洞察力がそこにありました。
また新しい考え方や技術の導入にも積極的で、カルピネートでは国際品種であるカベルネ・ソービニヨンからファルニート Farnito というワインを造っています。
ファルニート用のぶどうはヴィーノ・ノヴィレ・ディ・モンテプルチャーノとキャンティのエリア外にある畑のものが使われるため、法的な格付けはIGTとなります。
しかしながらその実態はDOCGをも凌ぐ優れたワインで、一時期ブームだったスーパー・トスカーナの一角として世界的な人気を博した事もありました。
さらにもうひとつ、ドガヨーロ Dogajolo というトスカーナIGTのワインも造っており、こちらはサンジョヴェーゼにカベルネ・ソービニヨンをブレンドして、より果実味を重視したスタイルとなっています。
いずれも現代トスカーナ代表するワインとして、高い支持を得ています。

爽やかな酸味が、口の中を心地よくきびきびと飛び跳ねます。
滑らかなタンニンと緻密で繊細なミネラル、そして滑るようにきれいな喉越し。
邪魔な雑味のない、とてもクリアな味わい。
熟した果実やドライフルーツの香りに、煙燻のニュアンスが複雑に絡み合った、豊かなアロマがすっと鼻を抜けます。
見事。
すばらしいワインです。
モダン・キャンティを象徴するような、非常に質の高い完成度。
価格の倍以上の価値は十分にあります。
こんなワインとの出会いがイタリアワインの面白さですね。

ワイナリー名はギリシア語のCARPOS(=果実)から取ったそうです。
代々ワイン造りを営んできたアントニオ・マリオ・ザッケオと、コネリアーノでワイン造りを学んだエノロジストであるジョヴァンニ・カルロ・サッケートが共同で1967年に設立しました。
設立当初から一貫して高品質のワイン造りを志向しており、その精神は年間140万本ものワインを生産するようになった今でも失われていません。
特に力を入れているのがヴィーノ・ノヴィレ・ディ・モンテプルチャーノで、1997年に186haの土地を購入して以来、なんとリゼルヴァしか生産していません。
リゼルヴァのワインを造るためには専用の貯蔵スペースの確保や、その間の管理にかかる維持費など、ノーマルのワインには必要のない経費がかかります。
それらのハンデを押してもなおリゼルヴァにこだわるのは、最高のワインを造りたいという高い意識があるからこそです。
そして同時に自分の畑とそこから生まれるワインに対して、絶対の自信があることの表れでもあります。
同様にキャンティ・クラシコに関してもひとかたならぬこだわりがあります。
かつてキャンティ・クラシコには、ゴヴェルノ法によって白ワインの混醸が法律で義務付けられていました。
しかし醸造技術の進歩に伴い有名無実な制度として形骸化していく中、1993年ヴィンテージを最後に廃止されました。
ところが実際には品質を重視するいくつかの生産者は、法律廃止前からこっそりと白ぶどうなしでサンジョヴェーゼやカナイオーロなどの黒ぶどうだけでキャンティを造っていたのです。
白ワインとのブレンドはサンジョヴェーゼの持つ力を弱めるだけでなく、ワインの品質をも押し下げてしまうからです。
カルピネートもそんな生産者のひとつで、創業以来キャンティ・クラシコに白ワインを使用したことがありません。
伝統が必ずしも正義であるとは限らない、カルピネートの鋭い洞察力がそこにありました。
また新しい考え方や技術の導入にも積極的で、カルピネートでは国際品種であるカベルネ・ソービニヨンからファルニート Farnito というワインを造っています。
ファルニート用のぶどうはヴィーノ・ノヴィレ・ディ・モンテプルチャーノとキャンティのエリア外にある畑のものが使われるため、法的な格付けはIGTとなります。
しかしながらその実態はDOCGをも凌ぐ優れたワインで、一時期ブームだったスーパー・トスカーナの一角として世界的な人気を博した事もありました。
さらにもうひとつ、ドガヨーロ Dogajolo というトスカーナIGTのワインも造っており、こちらはサンジョヴェーゼにカベルネ・ソービニヨンをブレンドして、より果実味を重視したスタイルとなっています。
いずれも現代トスカーナ代表するワインとして、高い支持を得ています。
爽やかな酸味が、口の中を心地よくきびきびと飛び跳ねます。
滑らかなタンニンと緻密で繊細なミネラル、そして滑るようにきれいな喉越し。
邪魔な雑味のない、とてもクリアな味わい。
熟した果実やドライフルーツの香りに、煙燻のニュアンスが複雑に絡み合った、豊かなアロマがすっと鼻を抜けます。
見事。
すばらしいワインです。
モダン・キャンティを象徴するような、非常に質の高い完成度。
価格の倍以上の価値は十分にあります。
こんなワインとの出会いがイタリアワインの面白さですね。








